うねりや広がり、ぺたんこ髪など、梅雨時の雨で湿気の多い日は、髪の毛のトラブルが発生しがち。
どうして雨の日は髪にトラブルが起き、まとまらなくなってしまうのでしょうか?
その理由は髪の構造や、ダメージによる物だと言われています。
この記事では髪トラブルの中でも特に、「くせっ毛で広がるのに困っている人」について、具体的な原因や梅雨時の髪トラブルをうまく乗り切っていくための対処法について紹介していきたいと思います。
スポンサードリンク
梅雨の髪の毛のトラブルの原因は、ダメージだった!
私たちの体は約60%が水でできており、髪の毛にも11~16%の水分が含まれています。
だから雨が降って湿気が多くなると髪の水分量が増え、まっすぐな状態が保てなくなってしまうのです。
それがうねりや広がりの原因となります。
しかし髪が健康な状態だったら、湿気の多い日であってもトラブルは起きません。
梅雨に髪の毛にトラブルが起きる方は、何らかのダメージを受けています。
具体的には、
・ブラッシングのやり過ぎ
・アイロンまたはドライヤーによる、タンパク質の熱変性
・紫外線による損傷
・髪を濡らしたまま寝てしまう事による損傷
などが原因で、髪表面のキューティクルが剥がれてしまうことがあります。
その結果、空気中の湿気が「キューティクルが剥がれてむき出しになった髪の毛」の内側に入り込み、溜め込まれた水分が膨張するため1本1本が変形を興します。
それがうねりを含む、髪の毛のトラブルの原因となります。
だから梅雨に髪の毛のトラブルを解決したいなら、ダメージの予防や回復が必須です。
有効なトラブル対策と、広がりを防ぐための秘策とは?
スキンケア同様、髪も普段から正しいケアをすることで、ダメージを抑える事ができます。
基本はやっぱり洗髪!頭皮を中心に洗ってすすぎ残しがないように流したら、水分を切ってからトリートメントをしましょう。
ポイントは髪の根本ではなく毛先や髪の中間に塗って蒸しタオルで数分間浸透させたり、すすぎ過ぎないことです。
その後はドライヤーで乾かします。また、ブラッシングは頭頂部ではなく、毛先など下から始めることが重要。
最初に髪のほつれや絡みを解くことで、ブラッシングによる切れ毛・枝毛などを防ぐことができます。
スポンサードリンク
次に「髪が広がる時の対策」ですが、
・髪をしっかり乾かすこと
・充分な潤いを与えること
この2点が必須です。
まず、濡れた髪のままだと表面のキューティクルが開いてしまっているので、ダメージを受けやすくなってしまいます。
だからドライヤーで乾かして、キューティクルを締める事が大切です。
そして潤いを保つために、「洗い流さないトリートメント」をドライヤー前に使いましょう。
予めトリートメントしておくことでドライヤーの熱から髪が守られ、キューティクルを覆うため水分を閉じ込めることができます。
また、外出時の応急処置としてオリーブオイルなどのヘアオイル、もしくはハンドクリームなどを髪の毛の表面に塗る方法もあります。
油でコーティングすることで、外の余分な湿気から髪を守ってくれます。
最後に
ここまで梅雨時の髪の毛のトラブルについて、原因と対策、特に広がる場合のお話をしてきました。
ブラッシングやシャンプー、ドライヤーなどちょっとした日常のクセや習慣で髪がダメージを受けること、そして改善や予防ができる事が分かったと思います。
大切なことは、毎日の積み重ねです。
普段のヘアケアを見直すことで、梅雨時など季節を問わずオシャレを楽しめる髪を目指しましょう。
そうすることで、「いつも綺麗でいられる自分」になれますよ。
スポンサードリンク
この記事へのコメントはありません。